佐伯聖書キリスト教会
教会の概要
CHURCH PROFILE
| 所在地 | 大分県佐伯市長島町2-9-17 |
| 伝道開始 | 1982年5月9日 |
| 献堂履歴 | 1994年5月22日 |
| 歴代担任教師 | 山本 茂子 (1983年3月~2022年3月) 山本 久米蔵 (1985年5月~2019年9月) 中川 恵理也 (2022年4月~2025年3月) |
| 備考 |
教会の沿革
CHURCH HISTORY
穏やかな潮風が頬をなでる町…。ふと海岸に目を向けると、絵の具を垂らしたような深い青に染まった海に、緑の帽子をかぶった島々が浮かんでいます。ここは大分県佐伯市、豊富な海の幸を誇る豊後水道に面した漁師町。
1982年5月9日、初代牧師山本久米蔵、茂子師ご夫妻がご自宅を開放し、開拓伝道が開始されました。久米蔵先生は同市の数学教師。茂子先生は隣町蒲江のご出身。熱い郷土愛から始まった開拓です。
同市内ホーリネス派の教会でキリストに出会った久米蔵師。1983年3月より教団直属の伝道所として承認され、既に教団教職であられた山本茂子師が伝道牧会を担われました。85年5月2日には、久米蔵師も教団の教職として認証されました。
静かな住宅街の真ん中に佇む一軒家の広間に、大きな大きな十字架を掲げた小さな小さな礼拝堂は、すぐに子供たちの笑い声でいっぱいになりました。キリストの光を見い出す人々もそこに加わっていきました。
以前より、新会堂建設のビジョンが与えられていた1988年7月5日。神の恵みにより、会堂用地を購入することができました。小さな漁師町のメインストリートに面する土地です。5年の準備期間を経たのち、建築を開始。1993年7月24日に起工式が行われました。不安と期待が入り混じる中、経済的にも信仰的にも教会が皆で建てた新会堂は、翌年5月22日に献堂式が挙行される運びとなりました。2階建ての可愛いらしい、牧師館が併設された会堂です。あの日から2024年現在までの30年…。2階礼拝堂には讃美歌が響き渡っています。お行儀よく並んだ長椅子は、今日も人々の笑顔と涙に寄り添っています。中央に掲げられた大きな十字架は、今日も潮風が吹く町に福音を届けています。
1994年5月。佐伯聖書キリスト伝道所は、佐伯聖書キリスト教会になりました。同年9月13日には宗教法人格を取得しました。
優しくゆったりとした時が流れる中、情熱と共に伝道牧会に励んだ山本久米蔵師は2019年9月20日、天へと召されました。最愛の夫を天に送った茂子師は2022年3月に引退なさるまで、夫を天へと送った寂しさを覚えながらも、十字架の恵みを力強く語り続けました。
2022年4月より、中川が当教会に赴任いたしました。40年前と何も変わらない潮風が今日も優しく僕の頬をなでます。佐伯聖書キリスト教会は、今日も明日も変わることのないキリストの愛を、この潮風にのせてまいります。
「イエスは彼らに言われた。『わたしについて来なさい。あなたがたを、人間をとる漁師にしてあげよう。』」(マタイの福音書4章19節)
地図と写真
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