人吉キリスト教会
教会の概要
CHURCH PROFILE
| 所在地 | 熊本県人吉市願成寺町518-10 |
| 伝道開始 | 1965年10月21日 |
| 献堂履歴 | 1983年5月8日 |
| 歴代担任教師 | 富坂 弘子[旧姓:大山] (1978年3月~1980年3月) 藤田 幸子 (1980年3月~1980年10月) 廣瀬 晴代[旧姓:愛敬] (1981年3月~1991年10月) 城之木 利恵[旧姓:清岡] (1991年10月~1993年5月) 小泉 智 (1994年3月~1997年3月) 小泉 美早子 (1995年5月~1997年3月) 大坂 智子[旧姓:隅] (1997年3月~2000年5月) 別宮 健一 (2000年3月~2002年3月) 越智 博子[旧姓:渕上] (2002年3月~2008年3月) 越智 晃 (2004年3月~2008年3月) 大﨏 浩嗣 (2008年4月~2020年8月) 北澤 成弘 (2021年12月~ ) 北澤 めぐみ (2021年12月~ ) |
| 備考 |
教会の沿革
CHURCH HISTORY
人吉市は熊本県の最南端に位置する人口三万人の町である。山に囲まれた盆地であり、冬の時季には霧が発生するため「豊かな隠れ里」と呼ばれる。2020年7月に暴れ川とよばれる球磨川の氾濫により町の中心地は被災したが、現在も「頑張ろう人吉球磨」を合言葉に町の立て直しが続いている。
当教会は、1965年10月に開始されたシャロンキリスト教会人吉集会に端を発する。隣接する八代市で開拓中であった中村政春師をはじめ、野副陽二師(当時、本渡キリスト教会牧師)、アーサー師、クレンショ師、また本渡キリスト教会の兄姉たちの祈りによって開始されたものである。それは本渡キリスト教会の会員であった一人の姉妹が人吉市に移住したことが契機であった。その人吉集会に、戦前に横浜篠原教会で洗礼を受けていた一人の姉妹が聖霊の恵みを求めて導かれてきたのであった。その後、人吉で発足された「婦人之友」友の会からも一人の姉妹が導かれてきたのである。このようにして主は、人吉市の中から聖霊の恵みに立つ者たちを召され、今日の人吉キリスト教会の礎としたのであった。
1974年、他教団で聖霊のバプテスマを受けた一人の姉妹が転入する。その姉妹の夫が眼科の開業医ということもあり、眼科医院の一室を集会所として、毎週木曜日の午前には信徒対象の家庭集会が行われた。また午後には職員や入院患者を対象にした伝道集会が行われ、主は信じる者を次々と起こしてくださったのである。
1978年4月、教団よりシャロンキリスト教会人吉伝道所として開所される。南向き庭付き一戸建てを借り、二間続きの部屋を改装して礼拝堂とした。翌年1979年3月、シャロンキリスト教会から独立する。聖霊に押し出されて一人一人が伝道に励み、徐々に人々が導かれてくるようになる。礼拝堂が満員になった時に教会堂建築のビジョンが与えられ、会堂建設委員会が発足される。1981年、教会臨時総会が開かれ、教会堂建築に踏み出すことが承認される。主が共にいてくださるのであれば必ず教会堂は建つという信仰の一致が改めて確認された。
1982年11月、起工式。1983年2月、上棟式。116坪の土地は、眼科医である兄弟の伝手により格安で譲り受けることができた。また設計事務所のご厚意により、設計料は全額献金してくださった。また建設会社の計らいにより、利益度外視で建築をお引き受けくださった。教会堂建築に取り掛かることができたのは、兄姉たちの絶え間ない熱い祈りと尊い献げものがあったことは言うまでもないが、建設に携わるすべての方々の多大なるご支援があったことも覚えたい。1983年5月、教会の名称を人吉キリスト教会に変更。同月、献堂式。
2006年、洗礼槽完成。2012年、教会入口スロープ完成。2015年、駐車場としてお借りしていた隣接地を購入。2019年、長い間、祈り続けてきた納骨堂が完成。同年、屋外掲示板設置。2020年、駐車場入口改良舗装工事竣工。同年、牧師館屋根改修工事竣工。2021年、牧師館内装工事竣工。同年、教会駐車場看板設置。2022年、牧師館サンルーム改装工事竣工。
2025年に宣教開始60年を迎える。これまで紆余曲折はあったものの、決して行き詰ることはなく、常に主が導いてくださった。また多くの先生方に祈られつつ、兄姉たちの誠実な教会生活と献身的な奉仕によって教会が支えられてきた。そして聖霊が教会を建て上げ成長させてくださったことを感謝したい。人吉キリスト教会は、ペンテコステの恵みを求める者を主が集めてくださったことから始まった教会である。これからも聖霊に満たされ励まされ人吉球磨地域に福音を宣教する使命を果たしていきたい。
地図と写真
MAP & PHOTOS




