但馬伝道所
通称:但馬神愛キリスト教会
教会の教師
CHURCH STAFF
| 牧 師 | 石井 信一郎 |


教会の概要
CHURCH PROFILE
| 所在地 | 兵庫県豊岡市日高町鶴岡446 |
| 伝道開始 | 2001年1月14日 |
| 献堂履歴 | 2004年2月11日 |
| 歴代担任教師 | 倉橋 由香 (2004年3月〜2007年3月) 郡 美矢 (2007年3月〜2015年3月) 石井 信一郎 (2019年4月~ ) |
| 備考 |
教会の沿革
CHURCH HISTORY
兵庫県三木市在住の御影神愛キリスト教会ろう者教会員が、生まれ故郷である豊岡市において個人伝道を行い、但馬伝道所の現教会員宅で家庭集会を開いたことが始まりである。
2001年1月より、市内にある但馬地域地場産業振興センターの1室を借りて、日曜礼拝が月2回行われるようになり、2004年1月まで続けられた。その間、御影教会において但馬伝道所会堂建築の為の献金と祈りが積まれていき、75坪の土地と26.5坪の会堂が与えられた。
2004年2月11日、中央福音教会の佐布正義師司式のもと献堂式が執り行われ、同年3月28日に倉橋由香伝道師が就任した。当時の教会員は8名であり、全てろう者であったが、倉橋師は手話を使うことが出来なかった。そのため、地域の手話サークルに通うようになり、そのメンバーが礼拝や教会行事に参加し始めた。やがて、倉橋師の努力の賜物により手話は上達し、サークルで指導をする立場にまでなった。この時のメンバーが、未信者のままではあるものの、現在も当教会に関り続けてくれている。また、地域の保育園との関りから、沢山の子ども達がクリスマス等の行事に参加してくれるようになった。
2007年3月、結婚により倉橋師が転任され、後任として郡美矢師が就任された。郡師はアメリカで大学を卒業し、当教団初のろう者牧師であった。ろう者の教会員にとって、ネイティブの手話メッセージを見れるようになったことは、聖書をより深く理解する大きな助けとなった。また、生来のポジティブさとユニークな発想に加え、ろう者としてのアイデンティティを豊かに確立している郡師の姿は、教会員のみならず、地域のろう者・ろう者と関わる仕事やボランティアに従事している人達の心を捉え、多くの人が教会の行事等に集まった。そのような中で、2名の信徒が新たに加わった。
2013年10月、中央聖書神学校に在学していた石井信一郎神学生(現・当教会牧師)が、日曜派遣のため但馬伝道所に通い始める。石井神学生は市内の介護老人保健施設で作業療法士をしながら学んでおり、近隣に教団属の教会もないことから、続けて但馬伝道所に派遣されることとなった。石井神学生も手話は全くの未経験であったが、郡師の手話メッセージを見れたこと、当時は健聴者信徒の通訳があったことにより、次第に手話を習得していった。
2015年3月、郡師の転任により無牧となるが、関西教区の牧師・伝道師達が持ち回りで礼拝説教を受け持って下さったこと、郡師のフォローアップがあったことにより、教会活動は滞りなく継続されていった。
2017年9月、石井神学生が正式に但馬伝道所に転籍する(献身時は大阪の単立教会属)。
2019年4月、中央聖書神学校を卒業した石井伝道師が就任する。
2021年4月、石井師が、日本伝道隊白川台キリスト教会の、めぐみ姉と結婚する。
2023年4月、石井師が正教師となり、現在に至る。
2023年7月、兵庫県と豊岡市の補助を受け、但馬教会内で「日高子ども食堂めぐみ」を始める(毎月2回実施)。倉橋師の時より関りを持って下さっている手話サークルのメンバー、石井師の職場の職員家族も加わり、子ども・ボランティアの大人を合わせて毎回20人以上が集っている。
高齢者伝道・子ども伝道を軸としつつ、ろう者・聴者ともに幅広い世代が集う、暖かい教会形成をビジョンとしている。
地図と写真
MAP & PHOTOS

