J-06 百道シンフォニー伝道所

　2002年9月、米国アッセンブリー宣教師ホワン・ゴンザレス　とコレット・ゴンザレスは何度か福岡市でゴスペルコンサートを行った後、すぐ近くの百道という場所でアパートを借りて教会開拓を始めた。

　最初の日曜日は、ゴスペルコンサートに来ていた聴衆の一人が参加した。その後、福岡インターナショナルスクールにいたアメリカ人家族も礼拝に参加した。

　アパートでは英語やギターを教えたり、青年グループを迎えたり、バイブルスタディを通して伝道した。しかし徐々に手狭になってしまった。 そこで特別なイベントの時に、福岡インターナショナルスクール（FIS）のロビーを借りるようになった。

　学校との縁が深まり、毎週日曜日もロビーを礼拝に使ってもいいと学校の方から声をかけてもらった。依頼17年半もの間、福岡インターナショナルスクールを会場に礼拝を続けた。

　しかしコロナにより福岡インターナショナルスクールが借りられなくなってしまった。毎週日曜日に借りられるホテルやそのような場所もなかったので、 ゴンザレス夫妻は福岡市西区愛宕浜の自宅を開放することにした。自宅での礼拝は2年間続いた。近所の人々が周辺の道に停車を許可して協力をしてくれた。 日曜日は、礼拝と子供集会を2回に分けて行った。

　そしてコロナの最中、教会で会堂建築の機運が高まった。 小さな教会にとって建物購入に向けた献金というのは大きな試練だったが教会員は献身的に祈り献げた。長年かけて貯めた財源に加え、資金提供をして下さった。

　ついに現住所のバイクを修理して販売するバイクショップの建物を購入し、多くの改修作業を行った。 そして2023年12月4日に献堂式を行い現在に至る。