D-14 すわシオンキリスト教会

すわシオンキリスト教会

教会の教師

CHURCH STAFF

牧 師  村上 則之
村上 則之

教会の概要

CHURCH PROFILE

所在地茅野市玉川粟沢1187-4 (1991年7月〜2003年3月)
茅野市中大塩17-16
伝道開始1991年7月29日
献堂履歴2003年3月30日
歴代担任教師細川 るり[旧姓:山本] (1992年4月~1998年3月 )
山本 憲治 (1998年4月~2011年3月)
山本 敦子(1998年10月~2011年3月)
ラウジー 満世[旧姓:高谷] (2011年4月~2013年3月)
上原 和雄 (2013年4月~2022年3月)
上原 時江 (2013年4月~2022年3月)
村上 則之 (2015年4月~ )
備考                                               

教会の沿革

CHURCH HISTORY

 1990年、教団の開拓推進委員会では、すべての県に教会をという「アッセンブリー1999」ビジョンに基づき、長野県についても、祈りと調査が始まっていた。 

 この意向を汲み、八王子教会(当時・上原和雄師・時江師)で祈りが起こされた。八王子教会は、関東教区の最西端にあり、創立者である坂本きみ師によって、山梨県に甲府教会が開拓された歴史が思い起こされ、都会にある教会の責任として、地方に教会を生み出す使命も感じられた。教会で献身の意思表明をしていた山本憲治兄が、その祈りに呼応して、立ち上がった。 

 1991年7月29日「聖書福音館シオンの家」開所式。茅野市玉川粟沢、田園地帯の小さな借家にて、開拓がスタートした。 

 開拓は、青空学校から始められた。山本憲治兄は、地元の企業に就職し、平日はそこに勤務しながら、土曜日は公園に出て行って、子どもたちと一緒に遊び、キリストの愛を伝え、そこから家庭訪問などをして、家族に福音を伝えるという教会づくりを考えた。毎週土曜日、八王子から数名の信徒が、自発的に、手弁当で、片道2時間半、車を走らせて応援に駆けつけた。寒さ厳しい信州の冬の間、雪の日でも休むことなく続けられた。 

 1992年4月、教団直属となり、山本(現姓:細川)るり師が任命派遣された。教会協力型開拓として、山本憲治兄は、会社勤めをしながら奉仕を続けた。 

 1993年11月、第1回洗礼式。受洗者のひとりは、団地の公園で青空学校をしていた、その団地から導かれた女性であった。 

 るり師による、聖霊に満たされた大胆な伝道、愛による牧会で、教会の基礎が築かれた。今も、この時代に導かれ育てられた信徒たちによって、教会は力強く支えられている。 

 1997年るり師の転任に伴い、聖書学校を卒業し八王子で副牧師をしていた山本憲治師が赴任、1998年10月渡辺敦子師(熊谷福音教会出身)と結婚。英会話、ゴスペル、野辺山土曜学校のサポートなどの働きにより、地域の方々、特に子どもたちが多く教会に集まった。 

 2003年、祈りの中で、市内(中大塩)に3階建て中古物件が導かれ、購入。改築を施し、新会堂として献堂。 

 2011年4月、高谷(現姓ラウジー)満世師が就任。結婚で転任されるまでの2年間に、多くの受洗者が起こされた。また、みことばの深い学びによって豊かに信徒が養われた。 

 2013年4月、上原和雄師・時江師が就任。四国での伝道、中央聖書神学校での舎監の働き、そして八王子での伝道牧会と、その人生を神に献げてきた上原師は、このとき80歳にして、自身の生まれ故郷で、福音を語ることとなった。 

 2015年、村上則之師が、上原師夫妻のひとり娘である妻・祐子姉とともに任命派遣され、現在、開拓から32年の歩みを受け継いでいる。 

 この教会は、牧師の転任があっても、一貫して教会を愛する信徒たちによって支えられてきた。家の畑で採れた野菜を持ち寄ってお昼ごはんを作るなど、奉仕を分担して、それぞれが賜物を出し合い、熱心に、かつ楽しく、皆で教会を守ってきた。マイナス10℃の朝でも、2000m級の山を越えて来る者もあり、ともに集まり礼拝をささげることを、何よりの喜びとし続けてきた、ひとりひとりの信仰により、今の教会がある。 

 また、牧師が変わっても、子どもたちを愛し、ひとりひとりと関わるというスピリットはいつも変わらなかった。これは八王子教会から受け継がれ、開拓の初めから現在に至るまで、常にこの教会の中心軸であり続けている。 

 これらはすべて愛の神のご計画、聖霊の励ましとお導き、イエス・キリストの十字架の恵みによることを感謝し、主の御名を賛美せずにはいられない。  

地図と写真

MAP & PHOTOS